写真,動物,外出

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八景島シーパラダイスにて
写真を整理していて「そういえば2010年度はそこそこ水族館に行ったなー…水族館にはあまり年は関係ないだろうしましてや会計年度で紹介する意味はゼロだが、それぞれ特色豊かな水族館たちの写真をデジタル虫干ししたい!」と思い、水族館の思い出をまとめてみることにしました。

旅ブロガーを通り過ぎていった水族館たち(カッコ内は所在地)

この他には5月にかの有名な美ら海水族館にも行きましたが、沖縄旅行記の一環として別記事で詳しく述べたいと思います。なお、白浜水族館に行ったのは2009年になりますが、わりとアクが強くて楽しいので死蔵するにはもったいない…とあわせて紹介することにしました。なお、通り過ぎた男については別記事で紹介しません。

お知らせ

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まだ寒いけど、猫柳がニャーと鳴く春ですね〜
3月6日の啓蟄にあわせ、雑誌「THE BIG ISSUE JAPAN」の昆虫特集でインタビューしていただきました。
ビッグイシュー日本版 | 最新号

3月6日は、春の暖かさを感じて冬ごもりの虫が出てくる啓蟄。虫は3億年という長い年月を生きのび、未知種を含めると一千万種をくだらないといわれる。生物の80%が昆虫、アリの総重量は人類の総重量を超えるともいう。もはや、虫は苦手と言ってすまされない。そこで、現代版「蟲愛づる姫君」(『堤中納言物語』)の登場!この物語が書かれた平安朝以来、虫好き少女の系譜は脈々と息づいている。今様「蟲愛づる姫君」は、昆虫少年が好むカブト虫などよりは目立たない小さな虫たちを虫目で観察し、あるいは飼育する。虫目は、神宿るといわれる細部を見、感じる豊かな生き方へと誘う。鈴木海花さん、メレ山メレ子さん、秋山亜由子さん、澤口たまみさん、4人の「蟲愛づる姫君」たちの語録、漫画、エッセイをお楽しみください。ところで、あなたは虫とつきあっていますか?ビッグイシュー虫特集、第2弾!

虫は会いに行っても、いるかどうかわからない。
会えたときは「やったー!」。その思いは何ものにも勝る
鈴木海花さん

名は聞かずともよい 丸腰で行け
― メレ山メレ子さん

(イラスト)啓蟄の旅立ち
― 秋山 あゆ子さん

(エッセイ)宇宙人より異質。昆虫は一千万種、人類は一種で、
ともに進化の頂点にある「永遠のライバル」
― 澤口たまみさん

雑誌「ビッグイシュー」について

ビッグイシューはホームレス支援を理念としてイギリスで生まれた雑誌です。販売員登録したホームレスの方が、駅前などの路上で販売を行います。1日・15日の月2回発刊され、定価300円のうち160円が販売員の収入となります。販売員収入で路上生活を脱するための資金を調達し、家を借りて新たな職を得ることを目的としているんですね。
今回のお話をいただいた際にバックナンバーをたくさん送っていただいたのですが、上記の経緯からまじめな話題ばかりかと思いきや、エンタメ情報や芸能人へのインタビューなど充実した内容です。販売員が読者の人生相談に答えるコーナーなどもあり、「(ホームレスの自分が)人生相談に答えるなんてとも思ったけど、こうして答えること自体が『しっかりしなきゃ』って自分への励みになる。資金も貯まったので近く再出発する予定です!」と書いてあったりして読み応えがある。販売場所その他Q&Aについてはリンク先の公式サイトをご参照ください。販売収入だけで家を借りるところまで漕ぎつけるのはすごく大変そうですが、販売員のコミュニティに入ること自体が再就職を目指しているホームレスの方には有益なのだろうなという印象を持ちました。

インタビューについて

虫にかかわりの深い女性4名が登場しています。
「虫目で歩けば」の対談でもお世話になったフリーライターの鈴木海花さん(インタビュー)、虫や生き物を題材にした繊細な漫画や絵本を描かれる秋山あゆ子さん(イラスト)、昆虫エッセイを多数書かれている澤口たまみさん(エッセイ)、そして野良ブロガー・メレ子(インタビュー)という、おそれおおくて走り出したいような特集になってしまいました。
わたし、秋山あゆ子さんのお名前を恥ずかしながらこの機会にはじめて伺ったのですが、テーマにビビッときて読んでみたらすごく素敵な漫画だった!

超緻密・繊細な絵柄で描き出される小さい生き物の世界は、幻想的で時におかしく時に怖ろしく、まさに木のうろに目をあてて虫目で見てきたままに描いているかのようです。古典に題材を得たものもあり、近藤ようこさんや杉浦日名子さんがお好きな方なら自信をもっておすすめできます。

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ところでインタビュー内容とはビタイチ関係ないのですが、わたしへのインタビューは日暮里のイラン料理店「レストランザクロ」でしていただきました。
「客に絡むタイプの店の中で十馬身ほど抜きん出すぎていて誰もついてこれる気配がない」と一部の愛好家の間で話題のこのお店。名物店長・アリさんの「はいランチお待ち〜 お客さんガンバッテガンバッテ〜」「チョットそこの感じ悪い男!」「お父さんのお洒落ナ靴下が腹立たしいヨ」「今日ワタシさぼってたからあと三時間ごはん来ない」「コレを着て、明日は市役所に行きましょう(女性客に独断と偏見で選んだ民族衣装をすすめながら結婚を迫っている)」と休みないイランギャグが繰り出される中、昆虫についてボソボソと語りましたが完全に気迫で負けていました。
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インタビューなので気を利かせてジュディオングみたいな特別のを着せてくれたのですが、このまま雑誌に載せても「昆虫占い師登場!メレ山メレ子の六虫占術〜ナナフシ人の運命〜」みたいなミスリードになってしまうので、これはブログにのせることで供養します…誌上では谷中霊園で撮ったやつを使っていただいてますので、ぜひ販売員さんから購入してごらんくださいませ!

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もう言葉はいらない!コレをやりたくてタイにあるトラのお寺「タイガーテンプル」に行ってきました!(いらんと言ったその口で、以下執拗に語ります)

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バンコクから60kmの郊外に位置する古都・アユタヤに日帰りしました。自転車で巡れるアユタヤ遺跡群は予想以上に粉ッゴナのゴナだったのですが、廃墟にはハチ・鳥・犬などいろんな生き物が暮らしていてにぎやかでした!タイの鉄道もなかなかワイルドだった…
タイ旅行記を最初から読みたい方はこちら→バンコクのハイテンション寺めぐりと、虫屋台の虫実食レビュー

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「寒いのとかもうたくさんだ!やってらんねえよ!」と憎まれ口を叩きながら、冬休みはバンコクに逃亡しました。毎朝ホテルから出るときには「ほんとに外は常夏なのだろうか…?上着はいらんのかね?」と身構える気持ちでしたが、タイはほんとに常夏と微笑みの国だった!

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ヤッホー!唐突ですが皆さん、東京から日帰りでこんな絶景を目にしたくありませんか?今日ご紹介するのは、京急久里浜まで行き、フェリーで東京湾を渡って千葉の鋸山に登るコース。電車・フェリー・ロープウェイ・大仏・廃墟・そしてカモメの大群などなど、楽しさ爆発の遠足になること間違いなしです。

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↑ハス茶を作るベトナムのおばちゃん達の横で、異国情緒溢れる土地に来た高揚感から狼藉がとまらないイエローキャブ
7月に行ったハノイ蝶の大群にまみれたり雷魚を食べたりと思い出は尽きませんが、最大の目的は夏だけのイベント・ハス茶作りを見学することでした。6月〜7月はハスの季節で、ベトナムの国花でもあるハスの朝摘みのつぼみから、とても甘い香りの不思議なお茶が作られるのです!

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こんにちは。先日ちょっくら実家の大分県別府市に帰省してきました。実は数ヶ月前に電話で「今さら言いにくいんやけどさァ…ちょっとブログ?日記?っちゅうのをやっちょってさ、まあそこそこ有名になって本とかも出さしてもらってさァ、あとモジャモジャの犬が…まあとにかく、関連書籍を送るから見てくれる?」とテレビブロスとかわさお写真集とかいろいろ実家に送りつけてカミングアウトしてからの初帰省ということで、いろいろとスリリングな数日間を過ごしました。今回はそのスリルの断片とか、JR九州の誇る美列車「ゆふいんの森」号での秋散策スポットとか、実家のガラス窓にスズメバチが巣をつくって私生活が丸見えとかの様子をお送りします。
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メレ腐は情報弱者の味方なので、今回も旅程への理解を深めるため地図を描きました!使えない味方ほど恐ろしいものはないっていいますよね…

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こんにちは!ハノイの町を歩きたおした話を書く前に、自慢話をひとつさせていただいてもよろしいでしょうか?言っときますけど「メレ子二時間しか寝てないんだよねー」みたいな不幸自慢ではなくて純度100%のピュアーな自慢ですよ!なにをこんな盛り上がっているかというと、ベトナム国立公園に行って書いた記事巨大ナナフシから蝶の幻想的な乱舞まで!雨季のベトナムの森に泊まるが、昆虫写真の大家の目にとまったのです!

写真,外出

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残暑が厳しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。…と書くと、皆さんのお住まいの地域によっては「やっと秋めいてきたどころかフトンを増量してあったかい飲み物を飲んでるのに、相変わらず寝言の多い女だヨ」って思われるかもしれません。しかし、これから納涼スポットの記事を書こうとしているので残暑が厳しくないとこちとら商売あがったりです。ここだけ残暑ということでお願いします。