世界最大のビール祭「オクトーバー・フェスト」で有名な南ドイツの街・ミュンヘンに、仕事の出張で一週間ほど滞在しました。はじめてのヨーロッパ!はじめてのドイツ!はじめての海外出張!と舞いあがり、時間の許す限り観光してしまった…中でもいちばん印象に残ったのは、あるクレイジーな建築家兄弟が思う存分腕をふるった小さな教会でした。
ミュンヘンの小さな聖堂「アザム教会」のバロック濃密空間に圧倒される
ボルネオ家族旅行・テングザルを探すマングローブクルーズ
今年の夏休みは、父・長姉・次姉といっしょにボルネオに家族旅行に行ってきました。お父ちゃんをはじめての海外に連れて行こうという企画でしたが、ついでに昆虫の写真なども、フフフ…との欲目がたたり、上の写真のようにとんでもないことになりました(メレ山メレ子は、死んでもブログを書くのをやめませんでした…)。
家族旅行なんて小学生のころのキャンプ以来のメレ山家。ボルネオで謎のガイド「どうぶつ先生」に翻弄される一家の珍道中をごらんください。
チョウの異常発生と、毛が異常発生した犬を見てきた
今年の6月、人知れず青森でとんでもないことが起こっていました…「アカシジミ」というチョウの大発生です。山の稜線をぼやけさせる勢いの小さなシジミチョウの群れは、もはやホラーでした。ひょんなことからチョウの専門家に同行し、この貴重なイベントを目の当たりにすることができたのでレポートします。青森ということで、毛が異常発生している秋田犬とその飼い主さんにもご挨拶してきました。
「旅」で角田光代さん・酒井順子さんと特別鼎談しました!/むし旅は奇祭「くも合戦」
「旅」創刊1000号に二度も登場する不穏な存在となっています
新潮社「旅」の9月20日発売号はなんと創刊1000号目!実は「旅」は、1924年に日本旅行文化協会(現JTB)が機関紙として刊行したもので、日本の旅行情報雑誌としては最長の歴史を誇るんだそうです。フホー…そんな記念すべき号に、連載だけでなく特別鼎談でも登場させていただきました。鼎談のお相手は…酒井順子さんと角田光代さんです!!!!!おそれおおさに呼吸が困難になってきました…
「わたしを元気にする旅」がテーマの鼎談、終始セレブの中に紛れこんだ不審者のテイで個人的には元気どころではありませんでしたが、三者三様の旅行スタイルが明らかになりとても面白かったです。あと、角田さんに実家の猫の鯛ちゃんの写真が入った名刺をお渡ししたところ「(実家のもう一匹の猫)シャチ男ちゃんもかわいいですよねー」とのお言葉、「ブ、ブログをそこまで読んでいただいたとは…」と気が遠くなりかけました。
いろんなお話をしましたが、個人的には「旅慣れてない男性が旅慣れている女性と旅行に行くとヤバイ化学反応が起きがちな件」が、前のめりになるのをこらえるのが大変でした…楽しかったです!
鹿への呪詛がつまった奈良フォトブックの作りかた(DreamPagesモニターをやりました)
メレ子さんがフォトブック作りに挑戦! 奈良県ガイドブックを作ってみた – はてなブックマークニュース
上の記事にありますとおり、DNP(大日本印刷)DreamPagesさんの広告企画で、フォトブック作成のモニターをさせていただきました!
イラストも載せられるし、テキストのみをベタ打ちするもよし、レイアウトも豊富なので使い方は無限大!モニターで作成したのは小さなサイズですが、アルバムのような厚い表紙の大きなサイズもあります。8ページのメッセージ・ブックなどはちょっとしたプレゼントによさそうですね。
この夏、タイでゾウに乗って森の王様になるのはどうか?
「ワイはアホや!アホの王様や!」
みなさん、夏休みの予定はお決まりでしょうか?わたしは例によってはげしくキメていて、父と姉といっしょにボルネオで野鳥とか昆虫とか観察する予定なのですが、まだお決まりでないという方はタイでゾウに乗るというのはいかがでしょうか。アユタヤなどでもゾウに乗るだけなら乗れますが…これから紹介するカンチャナブリーのゾウツアーは、乗っている時間も30分と長く、林の中を歩くので冒険度が高い、そしてなによりアホの王様になれる!!という利点があるのです。
新連載「むし旅JAPAN」と、オリジナル虫ブローチ発売のおしらせ
新潮社「旅」で、人と虫とのあやしい関係にせまるホッコリ連載「むし旅JAPAN」はじまります!
ピンポーンピンポーンポポポポーン
メレ子「こんな時間にだれかな?」
ゲリラ「こんにちは〜 サ川急便(サはサパティスタ民族解放軍のサ)です〜」
メレ子「ギャー!!」
メレ子「アワワ…もうはてなブックマークでネガティブなコメントをつけたりしませんから許してください!」
ゲリラ*1「メレ山さんをハチの巣にしたいのはやまやまですが、今日は掲載誌のお届けにあがりました」
メレ子「ギャー!!糸井重里の横にメレ山メレ子の名が!!!」
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…と、寒すぎる寸劇をしてしまうくらい衝撃的な連載開始のお知らせです。
キリシタンの島で、宝石みたいな天主堂群とかわいい休火山をめぐる
▲貝津教会のステンドグラス
五島列島は長崎市の西100kmに位置する島々です。釣りや自然が豊かなので有名なところですが、キリシタンの歴史とも深い関わりがあります。キリスト教は当初は領主の庇護下、最初こそジャンジャンバリバリで根づいたものの、豊臣秀吉や徳川幕府の禁圧を受けることに…信徒達は、比較的禁制がゆるいと言われた五島にあいついで移住しました。しかし明治初期には「五島崩れ」と呼ばれる最後の大弾圧が行われ、死者を出しています。
やがて禁教令が解除されると、花の開くがごとく数多の教会が建てられ、いま五島に存在する教会の数はなんと50!とてもすべてはめぐりきれませんが、それぞれ個性ある教会ばかり。静かな漁村に建つ古い教会は、なんだかヨーロッパの田舎みたいな風情です(ヨーロッパ行ったことないけどな!)。今回の福江島編だけでも五島の教会の多彩さの一片は伝えられるのでは。宝石のような教会建築だけでなく、散策にピッタリの休火山やおいしいものの話もしますよー!
▲港を見下ろす水ノ浦教会の墓地
教会見学について
- 教会は観光資源である前に住民の生活の場なので、マナーを守って見学してください。
- 写真はできるだけ教会の方にごあいさつした上で、お祈りしている方がいないときに撮るようにしましたが、問題ある場合、関係者の方はご連絡ください。
本日6/15発売のBRUTUS「娯楽のチカラ」特集に対談掲載されています
「インターネットの娯楽…それは殴り合いと見つけたり!」
「ごふッ」
安全ちゃん×メレ山メレ子×伊藤ガビン→インターネット
というわけで、多才かつエッジすぎる革命的オリーブ少女主義肉食女子・安全ちゃんと、あらゆるものを編集する編集者で最近は楽しい総合ヒマつぶしサイトdaily vitaminsの編集長もされている伊藤ガビンさんと、インターネットの楽しみ方について語りました。
例によって(どんな例だよ…)対談は東京一ヤバい日暮里のイラン料理店・ザクロで行われました。誌面の写真だけ見るとネットの娯楽について語っているというよりはイランの魅力について語っているかのような阿鼻叫喚の有様となっておりますが、ちゃんと…多分ちゃんと…ネットの話をしています。
ちなみに(「旅」連載について)
編集長から、旅のこと、日々のこと。|旅|新潮社
でご紹介いただきましたとおり、7月から新潮社の雑誌「旅」で連載開始予定です!震災前からお話をいただいていて、一時は白紙に戻ったこともありましたが感無量です。
(ヤギと鹿以外の)大体あらゆる動物を愛するブロガーとして、旅の虫の楽しさについて書いていければと思います。詳細が決まりましたら、あらためてこちらで告知させていただきますのでよろしくお願いします!