主張,動物

これが動物園で見たダチョウの写真です。

夫婦間の合意による剃毛プレイ?それとも保坂尚輝さんのように得度をさずけられている?と好意的な判断をさしはさむ余地もないくらいのむしられっぷり。わたしは「かたあしだちょうのエルフ」という、だちょうがサバンナのみんなを身を挺して守ったあげくにたいした見返りも得ずに死ぬお話(教訓はやっぱり「サバンナに限らず自分の立ち回りだけ考えよう」なのか…)を読んで育ったのでダチョウには無条件にいいイメージを持っているのに…二十余年間、大幅にすり減らしながら守ってきた純粋なものを裏切られた気分です。飼育員さんはダチョ子をダチョ雄の横暴からはやく救ってあげて!

かたあしだちょうのエルフ (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)

かたあしだちょうのエルフ (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)



じっと見ているとオーストリッチのバッグのことや、漫画によく出てくるあの肉のことや、高校の修学旅行―横浜中華街で自由行動にそなえて班の子たちと『北京ダックを含むコース1500円』を電話で予約し「北京ダックなんか食べるのはじめてやな!」と胸をときめかせていたのに、いざ出てきた北京ダックには雑誌に載っていたこんがり焼けたチキンの面影はなく、なんだかくちゃくちゃしたものが白髪ネギとともに薄皮に包まれていて、ほおばってもネギの味しかしなくてなんとも言えない気分に陥ったこととかを思い出してフルオブ切なさです。

写真,動物,外出

こんにちは!ネットが開通してご機嫌なメレ子です!えっ?ゴリゴリ書いてた今までの更新はどうしてたかって?携帯と漫喫ですよ!キッショーイ…言っとくけど、メレ子は自分でキッショーイって言われるのはいいけどキッショーイって人に言われることにはセンシティブなのでその辺は自己責任でお願いします…。
というわけで、写真いっぱいでお出かけ情報を書くことが可能になりましたからモリモリ更新したいです。東京のスポットでもいくつかメモしておきたい場所がありますが、最近行った大阪・箕面の昆虫館があまりに衝撃的なので書かずにはいられません。

箕面 箕面

アクセスがいいわりにすごく綺麗なところです。整備された遊歩道を登っていくと有名な箕面の滝があります(野生のサルの群れが天然記念物に指定されているそうですが、この日は一匹も見られませんでした)が、昆虫館はかなり手前のほうに位置しています。
「土の中の昆虫おさわりコーナー」がオオゴキブリだったりと、どことなく狂気を感じさせる展示なのですが、まあカブトムシとかもそれなりにいるので昆虫が好きな方にはもれなく楽しんでいただけると思います。あまり昆虫が好きでない方も、オオゲジやマダガスカルオオゴキブリの中を目をつぶって走り抜けると放蝶室です。

箕面

ここだけ一足先に春みたいやー!(おまえの頭の中も)
多摩動物公園の大温室よりもこぢんまりしている分、蝶の密度が高くて人もあんまりいないのでたいへんハッピーな感じになります。

箕面

手前のはコノハチョウ。鮮やかな色ですが、羽をとじると枯れ葉にしか見えません。ニンニン

箕面
これはアサギマダラ。水色の斑がとても美しい。

箕面

これが日本最大の蝶オオゴマダラです。多摩のは子供が触ったりするのか、ちょっと羽がボロボロしてたりしますがここのは状態がいいですね。

箕面 PA210154

飼育室で羽化中。横のサナギが仏像みたくきんぴかです。わたしが古代石垣島の村人だったら、ぜったい神として祀っていると思う。
横のは多摩動物公園で撮ったんですけど、こうして並べるとオオゴマ三兄弟といった趣ですね。八百長なしの真のエンターテナーたちです。
それでたいへん満足して帰ってきて、「ハナムグリとかピカピカしたのもかわいいけど、やっぱり蝶は優雅ネェ…」って言いながら写真を見ていたんですけど、妙なモノに気づいてしまったんです。下がその写真です。

箕面

コレ…なんか…変じゃない?変なの出てない?

あっ…いやだ…。

優雅とは程遠いというか、先走りすぎ(二重の意味で)というか、調べてみたらやはりこれオスの蝶の生殖器でした。
動物たちの横顔 08「ゆっくりふわり、オオゴマダラ」 | 東京ズーネット

・ヘアペンシル
 オオゴマダラのオスは、メスに求愛するとき、ヘアペンシルと呼ばれるブラシ状の器官を腹部の先端から出します。この器官から性フェロモンが分泌され、メスの気をひきつけるのに用いられていると考えられています。

これ、メスにしてみたら、スターバックスの前でコーヒー飲んでたら全裸でちんこにAXE塗った男が「コウビサセロ!」って走って来るようなものですよね。やっぱり蝶の世界もセックスするためには食事中だろうがナリフリかまわないってことなのね…ハシタナイ!(顔にあてた指のすきまから目を見開いて)

動物,本や雑誌

栗林慧全仕事―独創的カメラでとらえた驚異の自然

栗林慧全仕事―独創的カメラでとらえた驚異の自然

先日行った箕面の昆虫館がすごく楽しかったからこれも欲しくなりました。テレビでみたことあるんだけど、この人の開発した虫の目カメラはまさに等身大のバグズライフ。

写真,本や雑誌

わたしはアホのように写真を撮りくさるわりに、どういう写真が好きかとかよくわからないし写真家にもぜんぜん詳しくないんだけど、これを今日サブカル本屋で立ち読みしてあまりにも「すてき…!」と思ってしまったので我ながらびっくりしました。でもよく考えたら写真で食べてる人の写真なんてぜんぶすてきに決まってるし…と思い、横にあった藤代メイサがモデルの嫁を撮った写真集をみたらケッと思ったんだけど、何に対してケッと思ったのかつきつめるとルサンチマンかもしれないので、メレ子に写真の嗜好がうまれたという証明にはならない…。

Cui Cui

Cui Cui

自分の家族を13年間撮りつづけたものなので、みんなカメラをほとんど忘れている様子なのがいい。彩度が低いんだけど色がすごくきれいで光に満ちていて、どんなカメラで撮ってるんだろう?加工してるのかしら?それにつけても一眼の欲しさよ。

生活

せっかく街に出たからデパートものぞいてみた。かわいらしい下着屋があり、店頭のキルトを意識したような柄のブラジャーが目についた。色が水色系統でまとめられていてうるさくなく春らしい。店に入って棚の奥からFカップのそれをひっぱりだしてみると、店頭のものに感じられた可憐さとかそういったものは巨大化にともない奪われていた。いつも思うけれどメレ子が下着泥棒だったら、水色やピンクのBカップやCカップの愛らしいものを好んで盗みつづける。そもそも性豪気取りや乳品評家を名乗る男たちはメレ子にぜんぜん巨乳認定証を寄越さないし、「巨乳の顔をしていない」とすら言われる有様であるのに、高いブラジャーで乳を養生するのは費用対効果の点で疑問が残るけれど、これはもはや戦いであり現実に乳を放置していると速やかに腹に移行してしまうこともあり、ボロは着てても乳に錦ということで、他はユニクロでもブラジャーはアナスイの一枚九千円のそれ自体芸術品みたいなやつと決めています…と知人に述べたら「死ね」と言われた。パンツですか?パンツはすごくどうでもいい。有事の際もブラとパンツがそろっている必要性を感じない。自分の乳への偏愛にいささか病的なものを感じています。

生活

ホットペッパーに「アットホームなお店だヨ」と書いてあった美容院に行ってみたら、八畳くらいの店内に美容師さんが一人だけ待っていてたしかにアットホームだった。恋空やPLUTOがおいてある中から、京都ガイドブック→non-no→東野圭吾と読みすすめたが、東野圭吾はちょっと読み終らなかったので最初から東野圭吾にしておくべきだった。集中して読んでいたのでカラーとカットの間ほとんど会話はしていない。はじめに東京から引っ越してきたばかりだから道に不案内だけどすぐ来れたという話と、まだぜんぜん観光地には行っていないという話と、かゆいところや洗いのこしはないという話をしただけだ。新しい美容院ということで質問攻めにあうことも想定していたので快適だと思ったのだけど、おわりの方になって
「東京の人はみなさんあんまり美容院でしゃべらないですか?」
と訊かれたので、美容師さんは会話が少ないことを気にしていたのか?とこちらも勘ぐることになり気まずさをおぼえた。訊かれたことにはわりと愛想よくこたえたつもりだったのに…。こっちからも話を広げたり質問しかえしたりすることが求められているのだろうか。メレ子の友達みたいに美容師さんの弟妹を紹介してもらって男女交際するといったようなそういうことが…。
この街でもはやく見つけたい、メレ子にピッタリの美容院。ふかふかの椅子にかけるなりひざに猫をのせてもらって、そのうえにモルモットをのせてもらう。美容師はカットしながら2chのオカルト板と大手小町から厳選したとっておきのネタを流れるようにそらんじ、カラーの薬液が浸透するのを待つ間にはりんご飴を手ににぎらせてくれる。そんな美容院なら坊主にされてもかまいません。

本や雑誌,着物

収納の話はともかく、晴れの場に着て行くなんて技術的にも物理的にも無理なので、今回あまり読むところがありませんでした。雑誌が想定している読者の成長についていけません。

七緒―着物からはじまる暮らし (Vol.9) (プレジデントムック)

七緒―着物からはじまる暮らし (Vol.9) (プレジデントムック)

京都に引っ越したんですが、着物を着るのが逆におそれおおい気がしてオイソレとは…と思ってしまいます。変な格好してたら怒られそう!
むかし浅草で浴衣で集まったとき、浅草駅で左前に着ていることに気づいた瞬間に、30代くらいの女性二人が駆け寄ってきてトイレで着付けなおしてくださって非常に助かったことがあります。でも、わたしが着付け中に洗面台に置いておいたきっぷを女性のかたっぽが間違えて持ってっちゃって、もうあの日はすごいカオスでした。そのあと仲見世でまた会ったときにすごく謝られてしまって…。生きててごめんなさいと思いました。

動物,映画やDVD

近所の閉鎖的で貧相な店構えの花屋に猫がいるのは前々からチェックしていたんですけど(蘭の鉢植えの間から写真がベタベタ貼ってあるのが見える)、今日やっと会うことができた。胸と足が白くて、あとはグレーのとら縞の猫です。顔と足はちょっと細長いですが体格はなかなかリッパなその猫に、ガラスの引き戸ごしに「ナー」と言うと、尻尾がピキーンと立ったと思うやガラス戸に頭ごとガスンガスンとぶち当たって来るのだった。そのパッスィヨンにメレ子はすっかりヤられてしまいました。ぶち当たる合間に足袋夫(仮名)が植木鉢にクネクネ身体をすりつけたり、その赤らんだ鼻を見るに、足袋夫もメレ子にホの字なのは明らか。ガッスーン「メレ子が好きだー」ガッスーン「死ぬほど好きだー」
足袋夫、せっかく会えたのにね…ひと目で運命を感じたっていうのに、この扉を開けることはかなわないの(花屋に人がだれもいないから。花を買う気がないから。戸を開けて足袋夫が飛び出したら責任とれないから…)。それにね、メレ子来週にはお引っ越ししてしまうのよ、遠い街へと。だからもう会えないの。足袋夫、あなたはいっぺんあたしを棄てたのよ…。

でんきくらげ [DVD]

でんきくらげ [DVD]

回転ベッドってはじめて見ました。目がまわりそう。

メレ子

メレ山メレ子、マクドナルドで「ハッピーセットのナゲットセット、おもちゃ抜きで!」と注文するのが好きな童心ブロガー。しかし過去に一度「ハッピーセットのナゲットセット、ハッピー抜きで!…今のなしで!」と言ってしまったことがあるため、その発音は無駄に注意深くなり、清潔に髪をまとめた店員の曖昧な微笑を誘った。
駅前の人込みを見下ろす窓際の丸スツールに腰かけ、首尾よく手に入れたナゲットを頬張る。食欲を満たすかたわら、ドナル度チェック―トレイの敷紙に印刷されていて、ドナルドの対外的活動をアピールしつつ■趣味がいっぱいある■スポーツが好き■友達が多いなどの項目チェック数に応じてドナル度すなわちコミュニケーション能力値を計ってくれる―に興じるのも大きな楽しみのひとつだ。というのは嘘で、はてなモバイルを激しくリロードしては「週末一日サーバメンテナンスした後の方が重いって!うんこ!運営のうんこ!」と模範的なはてなダイアラー的行動をトレースする。
エラーを返すばかりの携帯に見切りをつけたところで、先からいた右手の男女の会話が耳に入ってきた。男は「マリちゃんもタクも来れなくなっちゃったみたいだしさ、どっか行く?どろろどろろ見たくね?カラオケでもいいしさー。それとも水族館とか行っちゃう?」と女をしきりに誘っているが、女は物憂げに生返事をするばかり。次第に男は焦れて、おそらくは次の遊び場で切り出すつもりであったろう繊細な話題に切り込みはじめた。
「お前はさー、俺のこと好きか嫌いかで言ったらどう?好き?オア、嫌い?」
席が近すぎて二人の様子に目をやることははばかられたが、メレ子は視覚以外のすべての感覚を横に集中させた。他意はない。風車に挑むドン?キホーテに、数世紀の時をこえて人は魅力を感じるのだ!そして、この時はじめて女も、男に正面に向き直る気配があった。
「嫌い」
メレ子は、身震いを抑えながら、オレンジジュースのストローを噛み締めた。精神感応者ならざる彼女にも、女の忍耐の緒がいくつかの繊維に分かれてぷちぷち弾ける音が聞こえるようだ。だがキホーテは怯まなかった。
「えー(笑)嫌いとかちょう傷つくし!じゃーあー、好きか普通かで言ったらどっ」「き ら い」
ズズー
おとずれた沈黙に耐えきれず啜ったストローが空気とジュースを撹拌して大きな音を立ててしまう。呼応してビクッとするメレ子。横の男女の視線を右頬に突き立てながら、目を不自然に見開いて三越前のライオンを庇護を乞わんばかり見つめながら、メレ子は思った。「この男の人はハッピー抜きのハッピーセットを頼んだんだわ…」

動物,生活

アフリカゾウの番組をみました。エコーというグループのボスゾウはもう65歳にもなる女ゾウだが、まだ現役でグループを切盛りしつつ母親業もこなしている。いつまでも女でいたいタイプであるということです。足が弱くてなかなか歩けない子ゾウをまめに世話したりなど、心温まる映像がしばし流れた後、縄張りを争う別グループにエコーのグループの若いゾウがいじめ殺されてしまう。仁侠映画でいうと、束の間の平穏が訪れた回向組が道後温泉に慰安旅行に行っている隙をついて、抗争中の木霊会が本部に押し入って来て、留守番をしていたナンバーツーが拷問の末に撃ち殺されるような展開。悲しくなったけど、よく考えたらエコーの組だって見えないところで同じようなことをしているはずです。回向組だって、台場埠頭でトカレフを取引したり、先代の木霊会会長の愛人をシャブ漬けにして売り飛ばしたりしているのである。そういうところは都合よくカットして放映するなんて、このマスゴミ!でもこれがドキュメンタリーでなくてひとつの仁侠映画だとしたら、どっちかに感情移入するのはいけないことかしら?名前をつけた豚よりつけない豚のほうが食べやすいのはしょうがない…。サバンナではすぐに骨になってしまうナンバーツーの頭蓋骨に、かわるがわる鼻先で触れるエコー達はもう、お焼香を済ませる組員たちにしか見えませんでした。