こんばんは。今夜は「メレ山がどれだけ気立てのいい人間であるか」についておおいに語りたいと思います。
先日の夜、「おなか空いたしスーパーにでも行くか」とサンダルをつっかけて外に出てみると、ザンザン雨が降っていました。ウワー…と思ったものの、傘をとりに戻るのもめんどくさいので、そのまま走り出します。
スーパーに着いてみると予想以上にジョゾイッソ…ちなみにジョゾイッソというのは韓国語で「濡れている」という意味であり、最近は韓国の人と仲良くなったので韓国語を卑猥な言葉から覚えるというアプローチでのぞんでいるわけですが(中略)そんな感じでスーパーに入ろうとすると、雨に濡れたコンクリートの上でなにかがモゾモゾしている。
セミだー!
最近のセミは天気も考えんと出てくるのか…。
20:41
これも何かの縁ということで、幼虫をにぎりしめて家に帰ってきました。わたしもセミもジョゾイッソです。ちなみにセミはどうだか知りませんが、わたしはジョゾイッソなだけでなくベゴパ・チュッケッタ…(おなか空いてしにそう)。セミの幼虫を握ったまま買い物するわけにもいかんしね(ギリギリの常識)
セミヌードを舐めるように撮る
梅の花を見ながら梅酒祭をした(一人で)
夏に漬けた梅酒ができましたというそれだけの日記です。初梅酒なので個人的にイベントなんだ!
押入れにぶちこんでたビンをひっぱり出してみると(漬けた当初は毎日出しては眺めていたがいつしか忘却の彼方へ)、すごい色になっていました。
梅酒を開けるだけではイベント感が盛り上がらないので、先日かっとなって購入した梅の盆栽に登場してもらいます。加えてこのような色気ゼロの部屋に住んでいる20代の女もいるということを認識していただきたい。色気うんぬん以前に人としてどうかという気もしますが、オイルヒーターで部屋干しするのが楽チンすぎる…。
お魚の口内にひそむエイリアン夫婦を激写
前エントリーで帰省について書きましたが、今回は帰省中に寄生虫と出会ってしまったというお話です。また、新年の抱負に「猥雑なブログ」というのを掲げてみましたが、おそらく本年中にこれよりも気分の悪いエントリーを上げることは難しいかと思われます。気持ち悪くなるのが大好きという奇特な方のみ心してお進みくださいね…。奇特でない方や「俺ってよく変わってるって言われるんだよねー」という方ももちろんウェルカムですが、責任は取れませんヨ!
それはメレ子母がタイ(飼い猫の鯛ちゃんではなくあくまで魚のタイ)を捌いてるのを眺めていたときのこと。実家はおいしい魚がモリモリ食べられて幸せだわー
メレ子「やっぱり魚を捌けるようになりたいよねー。今はアラをうしお汁にするくらいがせいぜいなんだけど。そういえば、魚の口の中に寄生虫がいることがあるらしいよ。XREA.COMというところで見たんだけど、いつか実物を拝んでみたいものよ…南蛮漬け用のアジとかを買ったら見られるかなー」
母「…そいつはひょっとしてこんな顔だったかい?(ゴリゴリ…ズルッ)」
メ「うわああああああああああああああああ!!!!!」
母「あ、まだおったワ」
メ「ダ…ダブルス!!!!!」
帰省とお正月
あけましておめでとうございます!今年の抱負とかは色々ありますが、ブログ的にはもう少し更新頻度を上げたいです。あともっと猥雑な内容にして何が出てくるかわからない日記にしたい。
今回はあまり猥雑でなくて申し訳ないのですが、年末年始は帰省していたので「本人的には帰省だけど周囲的には旅行だよなー」と思い、帰省の内容を写真でゆるくたどってみたいと思います。
関西から九州・四国方面への帰省は、関西汽船が一般的です。一枚目の写真は帰りに撮ったものですが、このさんふらわあという船で帰ります。
船の上にはよくわからない機械がいっぱいあって楽しい。
苦しまぎれの言い訳がキュートな虫たち
こんにちは!気分が沈んだときは鏡に向かって「ヨシヨシ、メレ子はショートケーキでいうとイチゴが載ってる切れに相当するステキな女の子やで…」と話しかけるというライフハック大好き、ファンシーなブロガーのメレ子です。
今日、自転車に乗ろうとして近づいていくと、近くの自転車になんか妙な虫がいたのでコンデジで撮ってみました。
ハチかしら?
うーん…ハチに似てるけどなんか怪しい…やたらと束縛してくる彼氏が自分は女の子と花火大会に行っていたことが発覚、問い詰めると「あいつは友達だからそんなんじゃないんだよ!」と言うので「じゃあアンタはその女友達に彼女いるって言ってるの?」と聞くと「えっ?うーん…メイビー言ったと思うけど…」とグダグダになるくらいには怪しい。この時点で少なくとも男の方に下心がある確率が92パーセント…と、そんなことはどうでもよくてですね、とにかくメレ子の知っているハチとはだいぶツラつきが違います。
ハチに擬態しているアブなのかなーと思ってパソコンで調べてみたんですが、よくわからないのでわれこそは昆虫博士という人は教えてください。ハチに擬態している昆虫ってアブ、カメムシ、カミキリムシ、ガなど相当数いるようで、それだけハチは昆虫村でコワモテとして知られているんだなーと感心してしまいました。人の目から見るとわりと苦し紛れな感じなのですが…。
以前も日記に載せましたが、このナナフシもかなり苦しい言い訳中です。後ろ足で一生懸命に枝っぽさを出そうとしていますが、フィールドが「手すり」であるということがパフォーマンスの信憑性にかなり影響してしまっています…。ユーはちょっと瑞々しすぎるよ!
これは大原にあじさいを見に行ったとき見つけたアリグモです。多すぎる足を触覚っぽく装っているあたりなど偽装度が高いですが、牙が大きすぎるアンド尻から糸が出てるので人間様の目はごまかせません。同棲している彼氏が「友達に貸すの。あ?女と違うよ。男友達が読んでみたいっていうから」と言って持っていった本が、戻ってきたときには「4℃*1」の紙袋に入っていた…程度には怪しいですね。これくらい心証が真っ黒だと携帯メールの確認などに乗り出す女の人もいるので、男の人は気をつけましょう!
この写真を撮ったときは「アリを装って巣に入りこんで、気に入ったアリを誘い出しては血をすすっているに違いない!ギムナジウムにやってきたバンパネラみたいやね…まさにポーの一族」と思っていたのですが、その後の調べによるとアリグモがアリを捕食した例はなく、これまた昆虫村では「ハチほどではないが本気になると酸とか出すし、すぐに仲間を呼んでくるのでウザい」と定評のあるアリを装って外敵からの攻撃リスクを減らしているのではないかという説も有力らしいです。
苦しいながらギリギリの線でがんばっている虫(や人)たちを見て、メレ子も毎日化粧とかちゃんとしよう…ときにはフォトショップを使うことも辞さない覚悟で!と決意しました!がんばろう!がんばろう!
【追記】
その後id:suemeさんとid:yyzz2さんにより、謎の虫はベッコウバエであると判明しました!ブクマとメールでそれぞれ教えていただいたのですが、ほとんど同時だった…教えてchanですみません!ありがとうございます!
ベッコウバエって、名前も見た目もベッコウアメと酷似していていろいろ危険ですね…。
*1:よんどしー。おしゃれガール御用達のジュエリーショップ
あの鐘を鳴らす時の藤真はクールには程遠い
ちょっと前に警察が不審者情報に「和田アキ子似」という形容を用いたことで問題になってたりしましたが、アレを見て思いだしたのは友達のマイちゃんのことです。マイちゃんは小学生のときにロリコン青年にちょっかいかけられて交番に駆けこみ、おまわりさんに不審者情報を作成してもらったことがあるそうです。そしておまわりさんは「じゃあその男の髪型はどんな風だった?」と聞いてきたのですが、マイちゃんはその質問に対して「スラムダンクのふじまに似てました!」と答えて「本官ちょっとわからないなぁ…」と困惑させたらしい。
藤真君というのはスラムダンクの中でも一二を争う美青年にして、頭脳プレイで主人公達を翻弄する監督と「コートに出た時の奴はクールには程遠いぜ」と称される熱いプレイヤーとしての顔を併せ持つなかなか魅力的なキャラクターなのですが、変質者の形容に使われてしまってはもうすごい台無し感。ちょうどアニメ放映されていた頃で、それだけスラムダンクが当時の小学生の中で共通語になっていたということでもあるんですけど…。今の小学校中学年から高学年くらいの子供たちが変質者をアニメキャラで形容しようとしたらどういうのが出てくるんだろう。ネットしてても大きいお友達のアニメ情報しか耳に入って来ないッ!
この話を聞いたときは今よりわずかに純情だったメレ子は、他の友達に「わたしの大好きな藤真君が汚れてしまったヨ…」という文脈でこの話をしたんですけど、そうしたらその人がカッと目を開いて
「幼女を見た時の奴はクールには程遠いぜ!」
とコメントしたので、もはや台無しどころではない何かを味わう羽目に陥ったのだった。ちなみにメレ子は今は「スラムダンクのキャラクターでは誰と付き合いたいか」と聞かれても「バスケ馬鹿でデートする暇もないような汗臭い男達との交際など想像するのも無駄…でも板前になる予定の魚住さんなら悪くないかも」と答える汚れ切った大人になりました。これだから三次元の女は…。
携帯写真の名誉回復&メレ子の名誉失墜
さて皆さん、友達に送るわけでもなく、撮ったはいいものの、使い道もないなぁ、あるいは、撮ったことすら忘れていた……というような、皆さんの携帯電話の中に必ず数枚数十枚は入っているであろう、一見なんの意味もないような、しかし100年200年の長期的なあれで考えるならば、きっと後世にとっては貴重な歴史的資料となるであろう(←と、大風呂敷を広げてみました)、「このままだと捨てられてしまうだけだよ」写真を、ワタクシ不肖平民金子に(せめて写真を消してしまう前に)見せていただきたい!
この声明に心うたれたわたくしメレ子も携帯写真出すよー!ねこそぎ出すよー!なんなら旅先で彼氏と浴衣を着て上目遣いで撮ってハート加工とかして「だぃすき」って文字入れしてるようなラブラブな写真も出しちゃうよー!って思ってデータフォルダを見てみたんですが、
これで全部でした。無頼の日々、今は悔ゆるのみ…。携帯写真の名誉回復に一助できれば幸いですが、メレ子の嫁入り前の女としての名誉は失墜したのではないかという懸念があります。
六枚目の寒々しい写真ですけど、これはわたしが京都に引っ越すまでに住んでいた池袋の部屋を退去寸前に撮ったものなんですよね。池袋って言っても駅から徒歩圏ギリギリなので家賃はそんなに高くなかったですけど。あと古くて、シャワーがいきなり熱くなったり冷たくなったり、入居当時は一日平均一匹ゴキブリ出たりいろいろアレでしたが、広くて日当たりがよかったので気に入ってました。
引越し前に平民さんとほか数名でこの部屋で鍋をやったんですが、そのときに平民さんに「引っ越すんなら住んでた部屋の写真は撮っておいたほうがいいよ、いろいろ後から見て思うところあるものヨ…」というアドバイスを受けまして。それで暮らしてる状態から引越しの荷物まとめ中までデジカメでぼちぼち撮ってたんですが、荷物を引き上げたあとかなりグロッキーになって、退去の確認をしに大家がくるのを待つ間に携帯で一枚だけ撮った写真がこれです。その写真がまた平民さんの呼びかけで陽の目を見ることになるとは個人的に感慨深い!そんなわけで他の人の携帯写真も面白かったし、平民さんありがとうございマース!
恐怖のスーパー破瓜ー
夜中にテレビでやっていた『呪怨』を観てしまった。これが『儒恩』だったらどんなにいい話になることか…などと考えることで恐怖を紛らわせたり、携帯でネットしたり、怖そうな場面になると携帯でテレビ画面を半分がた隠したりなどの高度な戦術をまじえて一時間ほど視聴することができたし、その後トイレに行くこともできたので自分の人としての成長を実感した。視聴中は蛍光灯を豆球にしていたことも豪胆さの証明力を高めるために申し添えておきたい。
幽霊を信じているかというとアレでとりわけ葬式で「アレー?あそこに故人が浮かんでいるヨー?」と口走るようなオーラデブには本来の意味で彼岸を見てほしい気持ちでいっぱいだけど、人の悪意は恐ろしい。一人だけ医学部に受かった女の子の家に「お嬢さんが交通事故でお亡くなりになりました」と嘘電話がかかってきたというような話*1は本当に恐ろしい…。しかし嘘電話でその子のお母さんは死ぬほどショックを受けただろうけれど、すぐに嘘なのはわかるわけだし受かった子がしあわせで電話をかけた人がふしあわせなのはおおかた動かしようもない話。でも『呪怨』だと悪意はもう独立独歩でなにしろ写真に写りこむくらいはお手のもの、布団の中にまで出現するは奇声はあげるは、ナイフみたいにとがってはさわるものみな取り殺す。ギャー!
「ネットでおそろしい悪意といえばアレだね」
「情報流出ですか」
「恥ずかしい写真を実名とセットで流出された事件は本当にひどかった」
「本来なら家に突撃とかしてる人の方が生きてることを恥ずかしむべきなのにね」
「まあそれは本人の感じ方だから」
「おれの恥ずかしい写真が流出してもぜんぜん平気。フリーターだし近所づきあいもないし」
「そもそも君は恥ずかしい写真を撮る機会がないんじゃないか」
「うるさいわ」
「君をネットで心胆寒からしめるためにはどうしたらよいか考えた。それがスーパー破瓜ーです」
「スーパーハカー?」
「スーパー破瓜ー」
「なんぞそれ」
「まず君の個人情報を調べ上げます」
「スーパーハッカーじゃん」
「そして君が日頃憎からず思っている女性が角のローソンで土曜の夜勤に入っている、おつりを両手で包むようにして渡してくれるのがチャームポイントであるところの田辺さんであることをつきとめる」
「ええええええ。なにその技術力。っていうかマジでなんで知ってるのそれええ」
「すかさず田辺さんを巧みな話術と溢れる魅力で酔わせベッドハンティング」
「いやああああああ」
「で、最終的に田辺さんの恥ずかしい写真が流出」
「いやっ。そんなの見たら死んじゃうううう。しかも絶対凝視してから死んじゃううううう」
「スーパー墓ーだな」
「いつかは言おうと思ってたけどお前のうまいこと言った顔ってすごいいやらしいわあああ死ねえええええ」
深夜の惨劇。
*1:身近で本当にあった話
梅酒を漬ける
メレ山の巡回ブログ群で梅酒を漬けている人が多く見られ、まんまと釣られました。漬け時すらもよく知らなかったけど、まさに梅雨時なんですね。言われてみれば当たり前…ブログで感じる旬!梅の水気をぬぐってざるに上げていたら、部屋中に清々しいいい香りがたちこめて、「これ、梅のふりをしているが実はすももなんじゃね?」とかぶりつきたくなって困ります。自分の獣性をおさえながら一晩待ちました。手を出せばややこしい女と分かっていながらモンモンとする男の気持ちってこんな感じかしら?
下戸ではないけれど、甘くない酒のおいしさが全く分かりません。と酒席で言うと、「これは飲みやすいよ」などと日本酒を薦められたりしますが、「飲みやすい…我慢して飲むことが前提?」と暗い眼差しを向けてしまうメレ子。梅酒は梅エキスがいっぱい入っているので好きです。
初梅仕事なので、穏当にホワイトリカーと氷砂糖で漬けることにしました。氷砂糖を少なめにして蜂蜜を入れていますが。うまくいったら来年は黒糖梅酒にしたい。黒砂糖を入れる方法と黒糖焼酎で漬ける方法とあるみたいなので要研究。
飲み時を逃さぬようにラベルを貼りました。セロテープが汚い…。
あー楽しみだなあ。楽しみすぎて熟成する前に開けてあっという間に飲んでしまいそう!予言しておきますが、これからのモテは”小悪魔”から”清貧”になると思われます。一ヶ月着まわしテク特集では、システムキッチンででノースリーブニットを着たエビちゃんが微笑みながらぬか床をかき回しているカットなどが散見されることでしょうね。一人の台所でノースリーブニットを着る女がどれだけいるのかは知りませんが…。
メレ子は田舎育ちなので、幼時のおりは見慣れない野草はとりあえず口に入れてみることをならいにしていました(植物図鑑を精読していたので、一度お腹を痛くした以外は食中毒はなし)。中でも大ヒットだったのが幼稚園に生えていたナツメヤシの実で、種が大きくて筋が多い以外は超甘くてフルーティ!幼稚園に一大ブームをもたらしました。
幼稚園の庭に生えていたものは実が小さくてあまり食べる部分がなかったため、遠征を重ねてついにナツメヤシが何本も生えている場所を発見。半分公園のようになっている研究施設の中庭で土がよかったのか、当社比三倍の大きさの実をかご一杯採って(盗って)帰ると、母が「これは果実酒にいいんじゃないか」と言い出して漬けてくれました。実の色が染み出して薄いダイダイ色になっていて、超濃厚かつトロピカルな甘さだったような気がします…。自分が採った(盗った)ものがきれいなお酒になるなんて超シブい!と興奮するも、「お酒だから」とあまり飲ませてもらえず世の理不尽さを感じました。家庭内プランテーションという搾取の構造、そういう思い出が今のロハスでホッコリなブロガー・メレ子を支えているわけやね…。