未分類

P7269678
いろいろと物議を醸していた企画展ですが、わくわくして脳みそに涼しい風が吹くような展示だった!
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」は都現美の夏休み企画展で、ヨーガン・レール、おかざき乾じろ、会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)、アルフレド&イザベル・アキリザンの作り出した4つのスペースをめぐりながら「○○はだれの場所?」と考える、というもの。
www.mot-art-museum.jp

未分類

P4308790
「島の死生観が感じられる場所です」と、自転車を借りたときにもらったパンフレットに書いてあったので、日が落ちる前に行っておこうとペダルを踏んだ。なかば義務感だった。
この島に来る船で飲んだ酔い止めで逆に体調を崩し、着くなり半日寝こんでしまってからというもの、なにもかも調子がおかしい。日本最西端、本当のさいはての島は奇岩奇勝で知られているが、それはつまり日本にはじめてたどり着く黒潮がどこまでも荒く打ち寄せ、人頭税の負担から逃れるために妊婦を飛ばせたという断崖絶壁が高くそびえる、とても厳しい土地だった。前にいた島の夕暮れの湾の長閑さ、潮の退いた砂地にしゃがんで息を殺して感じたシオマネキやハゼやガザミの無数の気配がとても懐かしく感じられた。
帰りの船はあとふたつ寝ないと来ないが、まだ民宿には戻りたくない。布団は毎日律儀に三つ畳みに直されているが、特にシーツを替えているわけではない。それはいいとして、あのガラスコップをかぶせた水差しの中身は交換しているのだろうか。テレビ台の中に置き去られた2年前の週刊少年ジャンプが古い紙のにおいを放っていた。たいしてきれい好きでもないくせに、神経のエナメル被覆が剥けて猜疑心が常にやすられている。こんなときは何をやったってだめだ。
墓地はとてつもなく広かった。なかば雑草に埋もれかけたおそろしく大きな亀甲墓の横にヤギがつながれていたり、コンクリートでできていたり、白く塗られたゆるやかな庇がついていたり、斜面とほとんど同化していたり、はたまた内地で見るような普通のお墓に似ていたり、いろいろだ。中でもサンゴ石の石組みがほとんど風化して、潮風にもよく耐えそうな黄色い花をあちこちにつけている古いお墓が気に入った。もしこの中で選べるならこういうお墓に入りたい。でも、今こんな仕様で発注したら、横にある新しいお墓よりも余計にお金がかかりそうだし、古色がつくにもずいぶん時間がかかるだろう。
いや、別に入りたくもないかもしれない。どちらかといえばこのサンゴ石のひとつになって、コケやカニや小さなハブにすみかを提供しながらちょっとずつ風雨にさらされてちびていくほうがいい。でもここにはもう石がいっぱいあるから、やはり献体で使えそうなところは使ってもらうのがいいだろうな。死んだあとなら、切り刻まれても大丈夫。やっぱり死んだあとのことを考えると気分が落ち着く。
気がつくと日がだいぶ傾いていて、お墓のど真ん中、死者の王国の中でお化けが寄ってきそうなことを考えているのがいきなり怖くなってきて、わたしは自転車に飛び乗った。死について考えるのはそうでもないが、お化けは怖い。お化けに与えられるかもしれない危害よりも、お化けは死んだあとにも気持ちが残ることを前提にしているから、そんなものを見てしまったら永遠に続く苦痛があることがわかってしまうからすごく怖い。

未分類

P4278430
那覇のビジネスホテルを朝早く出て、モノレールと飛行機と空港バスと船とバスを乗り継いで、ついにわたしは南の島にやって来た。
海の前の民宿に荷物をおいて、カメラを持って外に出る。バスに乗ってきた道路のまわりに、さらに別の集落と行き来するための小さな港、いささか大きな小中学校、一軒の商店といくつかの民家と民宿があるだけで、道路の先はマングローブが茂る河口を前に消えている。昼下がりの道には人通りもほとんどなく、南国の草花がぼうぼうと伸びていた。
港のそばの空き地につながれたヤギが、必死に草を食べようと首を伸ばしている。よく見るとヤギは、つながれた植え込みを何周もしてロープのレンジをみずから狭めており、すでに手の施しようのないがんじがらめぶりだった。
民家の塀から月桃(ゲットウ)の花がのぞいているのを見つけた。ちまきのように硬く閉じた葉の先から、先が紅く色づいた白いつぼみの房が出てきて、やがてひとつひとつがじょうご型に開き、赤と黄のだんだら模様の唇弁をのぞかせる。近づいていくと、小さな庭に人がいるのが目に入った。
男の人が二人がかりで、木の机に乗せた大きな黒いプードルを泡を立てて洗っている。プードルの顔はこちらからは見えないが、おとなしく四つ足を踏ん張っていた。ちょうど庭先に収まるくらいの音量で、縁側に置いたステレオからユニコーンの『すばらしい日々』が流れている。
これはたしかにすばらしい日々だ、そう頻繁にではないけれどたまに行き会うことのある完璧な風景だ。長くは乗っていられない飛び石だけれど、こういうものを集めることで死ぬのを一日先に遅らせることはできる。わたしは心の中でそううなずいて、塀からできるだけ音を立てないように離れて、疲れもすべて忘れてさらに先の集落に行く船に乗るために歩いて行った。

未分類

ちょっと先ですが、8/12(火)の夜、ジュンク堂書店池袋店でトークイベントを行います。
ときめき昆虫学 ~あなたにも眠る「虫スイッチ」~

ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年08月12日(火)19:30~

メレ山メレ子(ブロガー・エッセイスト・昆虫大学学長)

虫そのものを愛でるだけでなく、虫を愛する人や昆虫研究者の魅力も胸焼けするほどつまった珍書『ときめき昆虫学』。著者の虫好きOL・メレ山メレ子が、むし暑い夜に虫の魅力をとことん語ります。
日本や海外の虫スポットや研究者への突撃取材の裏話、自ら主催する新感覚イベント「昆虫大学」のひそかな野望まで。虫は大の苦手、はたまた興味はあるけれど遠ざかりすぎて……というあなたも、自分の中に眠る「虫スイッチ」をうっかり押してみませんか?

【講師紹介】
メレ山メレ子
1983年、大分県別府市生まれの会社員。旅ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」にて青森のイカ焼き屋で飼われていた珍しい顔の秋田犬を「わさお」と名づけて紹介したところ、映画で主演するほどのスター犬になってしまう事件に見舞われた。やがて旅先で出会う虫の魅力に目ざめ、虫に関する連載や寄稿を行う。2012年から、昆虫研究者やアーティストが集う新感覚昆虫イベント「昆虫大学」の企画・運営を手がける。
http://mereco.hatenadiary.com

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

ときめき昆虫学、おかげさまで好評をいただいており、先日重版が決定しました!


新書とかと比べたらそれはもうささやかな部数なのですが、重版出来、間違いなくいちばん好きな四字熟語です…
ツイッター等で感想をいただくことも多く、とっても嬉しく読んでいるのですが、ある日イースト・プレスさんのマトグロッソ編集部に週刊朝日が届いていたことが判明。翌週に編集者の田中祥子さんと「どこかにのっけてもらったのかなー」と言いながら確認すると、なんとあのSF作家・瀬名秀明さんによる、想像をはるかに超えたありがたい書評が載っていました!!!!!
瀬名秀明さん朝日0530号書評_01
ありがたすぎてコピーを抱いて寝ました。うれしい!!!!!!!!
そういうわけで、今後は「すごいうまいエッセイストのメレ山です」と積極的に名乗っていきたいと思います。

未分類

【2014.4.23追記】現在、申しこみが定員に達し、キャンセル待ちが発生しているとのことです。ありがとうございます!
5/24(土) 「ときめき昆虫学」・秦野の山で虫にときめく一日
「ときめき昆虫学」出版にあわせて、いくつかイベントなどを予定しています。今日はずっと前からやりたかった野外観察会のお知らせです!風の旅行社さんとのコラボレーションで実現しました。お申しこみは、↑リンク先の右上の申込ボタンを押してください。

概要

ハイキングや自然観察は好きだけれど、虫だけはどうしても苦手…そんな人は意外と多いです。子供のころはダンゴムシを遊び相手にしていても、大人になるにつれて虫から遠ざかり、虫を身近に感じるための「虫スイッチ」は錆びついてしまいがち。
このほど2014年4月)出版の『ときめき昆虫学』は、虫と虫に関する人々の魅力を文と写真に詰めこみ、読者にもう一度「虫スイッチ」を押してもらうために書かれた本です。観察会でも同じようなことができるはず。昆虫のプロ・政所さんと秦野の山を歩いてみましょう。歩きやすいフィールドですが、奥は丹沢の山に連なる里山にはたくさんの生きものが住んでいます。1匹は愛おしいと思える虫を見つけて帰ることができれば、野歩きの楽しさもまったく違ってくるかもしれません。
※参加者には「昆虫大学ノート」を配布。フィールドノートのつけ方もいっしょに学ぶことができます。

未分類

yojiishizawa (31)
(この記事は、2013/4/27に幕張メッセでのニコニコ超会議内で開催された「第4回ニコニコ学会β」内のセッション「むしむし生放送」について2013/12/20に書いています)
今年はなんかもう3倍速くらいで終わってしまいました。これまでの人生でもっとも思い出深い日となった「むしむし生放送」についてもレポートを書かないまま、今年が終わってしまいかねない。なんだむしむし生放送って。そう思われた方は、まずこちらの動画をごらんください。
むしむし生放送:第4回ニコニコ学会βシンポジウム@ニコニコ超会議2[DAY1]
※無料でタイムシフト視聴できます(ニコニコ動画のアカウントが必要ですが、facebookアカウント等でもログイン可能です。ログイン後、リンク先ページの下のメニューから「4th session むしむし生放送〜昆虫大学サテライト」横の「#04:52:00」のリンクをクリックしてください)

未分類

mushimushi
第4回ニコニコ学会βシンポジウム
第4回ニコニコ学会βシンポジウムニコニコ超会議2 公式サイト
全国1億2千万人のむし好きの皆様こんにちは。「4人の豪華なむし博士が胸いっぱいの知的充足と感動と困惑といくばくかの萌えをもたらしてくれるらしい」と各所で話題の昆虫セッション「むしむし生放送」、ついに明日27日(土)開催の運びとなりました。

未分類

flipbookでパラパラに挑戦

あの子をもっと知りたいバトンにふざけた答え方をしたりしていたところ、昨年末からkinutさんにコスメバトンをいただいていたのでした*1
ずっと放置していてすみません…もちろんノーメイクではありませんが、コスメ文盲といっていいほど化粧品に無知であるため、気が進まなかったんです…。しかし先日はてなブックマーク人気エントリーを見ていたところ、簡単にパラパラマンガを作れるサービスを発見しました。
flipbook.in – みんなのパラパラマンガコミュニティ
パラパラマンガ、絵の素養はまったくないが楽しそう…そしてパラパラマンガなら多少コスメがお粗末であってもパラパラするから目立たないのでは?
と考えて作ってみたのがこちら(ネットが重い時間は表示されないかも)▼
http://flipbook.in/id/1203395262
リリースされたばかりでかなりサイトが繋がりにくいのと、ペンが重いのにちょっと閉口しました…あと、ヘルプが壊れてるみたい…が、とても画期的なサービスだと思います。こういうのがあるとネットが楽しい!次のコマに残像が残るのが便利ですね。

gifアニメで自作ストーリー

どんなに絵がドヘタクソでも動かしてみると楽しい。flipbookはちょっと重いので、パラパラの楽しさに目覚めたメレ山は次にローカルでパラパラを作ってアップしたいと考えました。

という作業が必要で、難しいことは何もないけど絵を描くのが大変で面倒!ちゃんとパラパラしない!ペンタブよこせ!
などの難関を乗り越え、次に作ったのがこれ▼
bunny3
bunny3 posted by (C)メレ子
「バニーガールとして出稼ぎにきているウサギがヤキトリとビールで楽しんでいたところ、いけすかないオッサンにナンパされ、人語の語彙に乏しいため思わず北方謙三先生になってしまう」というストーリーです。ここで説明しないといけない時点で負けだと思います。宮崎駿って…すごいよね…。

結局バトンに答えてない

という疑問がここで出てきますが、一応作ったんです。項目ごとにウサギが答えてだんだんケバくなっていく、っていう大作を…。しかしgifアニメを作る際の鉄則「容量を極力小さくする」を失念していたため、テラブロードバンド時代がやってくるまでお蔵入りっぽいです。くやしいので合成するまえのgif画像だけでも載せておこう…

perfumeっていうのは「使ってる香水は?」という質問に対して精一杯ボケたものです。やはりお蔵入りにしておくのが正解みたい。

*1:http://d.hatena.ne.jp/kinut/20071206#p2。あと、yura7さんからも最近いただきましたhttp://d.hatena.ne.jp/yura7/20080218/p1

未分類

まず絡まない方向での対処について考える。じっとしていればそのうちマイミクを切ってもらえるかもしれない。簡易かつ穏便。これで済めばいいが、名うてのミクドル(ミクシーアイドルの略称)は営業メールをかけてくることもある。「最近&a美紅姫&aにコメントくれないよね。。。(〃_ _)σ‖イジイジ」腹に据えかねたらアクセス禁止する。本部に通報する。マイミクを切る。ミクシィそのものを退会する。引っ越して名前も変えて、「北斗星」で北へ。いろいろあって数年後、山で手びねりの器を作ったりフィンランドでおにぎりの食堂が軌道に乗ったらSTAGE CLEAR!! ワー
次に絡む方向で考えてみる。定期的に「美紅ちゃん今日も可愛いね〜」などのコメントを投下。最終的に全裸での絡み合いを志向するのも、ポジティブ。&a美紅姫&aのマイミクシィ153人の中でそこまでのぼりつめるのもかなり難しいが、やり甲斐はあるかもしれない。血の滲むような努力の果てにサシオフに漕ぎつけてみたら実はやんごとない方であったという可能性すらあるこの時代(姫名乗りは伊達じゃなかった!)。巡り巡って数十年後、皇位継承者になれたらYOU WIN!! ワー 一般参賀で微笑む彼女の胸元に、ヤモリのタトゥーが鎮座ましましている。彼女の呼吸に合わせてヤモリも吸盤のついた手を民衆に降りつづける。