滝と温泉のテーマパーク!伊豆・「河津七滝」
お盆休みで夏を満喫したとおぼしき素敵な旅行日記*1が続々と上がってきている今日この頃です。わたしはお盆はとくに旅行に行ってないんですが、せっかくなので去年行ったままお蔵入りしてた伊豆旅行の夏っぽい写真を載せてみようと思います。今回は河津七滝(かわづななだる)です。
河津七滝は伊豆・天城山麓の河津川渓谷に点在する滝です。中には滝を眼前にしつつ温泉に入れるところもあったりして、天然のテーマパークみたいな場所なの!
河津駅へは東京からなら特急踊り子号で二時間半の河津駅下車。そこからバスで、七滝の中で最下流にある「大滝入り口バス停」まで行きます。バス停の横からは巨大なループ橋をのぞむことができます。地震の土砂崩れ対策としてこんな道路になったらしい。
バス停向かいのお店で食べた竹炭うどん。コシがあってワイルドな味わい。
大滝は天城荘という温泉旅館の敷地内なので、日帰り入浴料1000円を払って入場。脱衣場で水着に着がえます。
着がえてから川のほうに階段を降りていくと、五右衛門風呂が出てきました。それぞれに滝の名前がついていますが、湯に違いがあるのかは不明。
かつては熱帯魚テラピアがいたらしき痕跡。今はいないらしいです、適切な判断だと思う…温泉があるからってトロピカルな雰囲気を演出するの、間違ってる!昔はともかくテラピアって温泉街のドブにはたいていいるしねー
青ペンキがまぶしい25メートルプールまで…こういうプールを見ると、小学生のとき毎日通いつめた結果、夏風邪をひいていた記憶がゲロの味とともによみがえってきます。小学生なんて一ヶ月休みでもやれることなぞたかがしれているのだから、大人になってから休めばいいんだ!
いろんな温泉につかりながら川沿いを歩いていきます。
でっかい滝も登場!七滝の中でいちばん高低差が大きい「大滝(おおだる)」です。
大滝の前には露天風呂があって、滝を見ながら温泉につかれます。偶然なのか日常的になのかはわからないが外国人ツアー客に大人気!温泉につかっていてもたえず霧のような滝しぶきが顔をおおって、夏にピッタリです。
これは穴風呂。入り口は男女別になっているけど中は混浴、しかしみんな水着を着ているのでドキッとしてもポロリはないという意味不明な構成。
服に着がえて天城荘を出たあとは、上流に向かって滝めぐりです。去年の写真ということもあってどれがなに滝だかほとんど分からないという惨状ですが、どれがなに滝か気にしながら見る人もそういないと思うのできっと大丈夫!よく考えてみたらホラ、滝って水が上から下に落ちてるだけだしね!
このように岩が押し出され中のトコロテン状になっているのをよく見かけました。柱状節理(ちゅうじょうせつり)といって、溶岩がゆっくり流れながら冷えていくときにできるんだそうです。
道に売られているクワガタ。虫カゴはカタツムリでも入っていたのか?という汚れっぷり。このへんのちびっこのサイドビジネスなのか…。
同じく売られていたおっぱいボール。おっぱいのたわわさに比して手が貧弱すぎるのがイヤだ…このサイズで(小)なら(中)や(大)はどうなってしまうんですか!
初景滝を背にする踊り子と青年のブロンズ。像くらい肩を並べてあげてもいいのではと思います。踊り子のイヤそうな顔ときたら!
頑強さは折り紙つきのおさいせん箱。取り出し口がどうなっているのか確認しておかなかったことが悔やまれますね。わたしもこんな貯金箱を部屋におけば多少お金がたまるのではないかしら?
川におりられる場所もあるけれど、水が冷たすぎて30秒とつかっていられない。
捨て置かれた腕時計になぜか粘着するシジミチョウ*2?前世で「できる人は時間をこう使っている」的な本を読みすぎた結果なのか…
売店の軒先につるされたトマトみたいな植物。たまに見かけるけどこれは食用というより観賞用なのかな?だれか教えてください*3。
駐車場にいた猫。面倒をみているらしいおばちゃんがやってきて「ほんとうにブサイクな猫だ」的なことを言うので「いやいやかわいいですよ」というと「いやいやブサイクな猫だよ」と嬉しそうにしていたのをいまだに覚えています。素直に「どうだ!かわいい猫だろう!」って言っていいんだぜ…
この日の宿泊は熱川のビューホテルというところでした。建物はけっこう年季が入っている感じだけど、温泉の眺めはすごくよかった。夜中に入りに行ったら目の前にザザーンと海が広がって、月がポッカリ出ていました。
熱川はわりといい感じに寂れてしまっていて、廃墟になっているリゾートホテルもある。地元のヤンキーがうれしはずかし肝試しなんかをしているんだろうなあ…
だいぶ前に行ったこともあっていつもより更にとりとめない感じになってしまいましたが、このあと行ったバナナ・ワニ園などはなかなかの充実度だったのでまた紹介していきます!
*1:たとえばホフ山さんの青春18きっぷとレンタカーで巡る、青森ねぷた霊場ツアー 〜後編や、matsukazutoさんの時間の流れが止まった島・犬島に行ってきた、ユロさんの世界一のあの方!(牛久大仏の見物記)などなど、紹介しきれないくらいです!
*2:青森の蝶たちのze_phさんにウラギンシジミと教えていただきました。チョウは素人には同定が難しすぎてはなからあきらめてしまうのですが、蝶好きの方にかかれば一瞬ですね
*3:こちらもid:kinutさんらから花茄子(アカナス、カザリナス)という観賞用の植物であると教えていただきました。いつもありがとうございます!)