昆虫館で美チョウにたかられる&ゴキブリおさわり
だいぶ春めいてきたきょうこの頃。しかし啓蟄も過ぎたというのに、いまいち奴らに会えていない…奴ら、すなわち春の使者、イコール昆虫です。異常気象?低血圧で起きてこれないのか?はたまたメレ山が虫にすら避けられているのか…まあ写真を撮られたりそれに変なセリフをつけられて発言を捏造されるって分かってたら避けるよねーと納得したところで、虫たちがカメラマンの魔手から逃れられない施設に行くことにしました。兵庫県の伊丹市昆虫館です。
標本やほかの虫もいますが、ここの見どころはなんといっても放蝶温室なので蝶たちの紹介をガンガンします…!
▲ツマベニチョウ:着物の褄さきが赤く染まったような美しい蝶。臆病らしくこの日撮れたのはこれだけ。
▲リュウキュウムラサキ:全身で「チョウはもた●●で!」と言っており、実はさわってほしいのか?と思わせるが、もちろんお触りは即退店。
▲シロオビアゲハ:白い点々が帯みたいに見えるアゲハチョウ。
▲コノハチョウ:ごらんの通り羽を閉じると枯れ葉そのものだが、とまる場所も含め考慮しないと残念な結果に…
▲ツマグロヒョウモン:他の蝶は沖縄のものが多いが、この蝶は本土にたくさんいる。メスに「せな毛がすごいですね」とコメントすると泣いてしまうので注意。
▲リュウキュウアサギマダラ:水色の斑が幻想的で個人的にいちばん好きな蝶。接写すると複眼も水色なのにビックリした。
▲そして日本最大の蝶オオゴマダラ。
オオゴマダラはいろいろ不思議な蝶なんですけど、いちばん意味不明なのはこのサナギ!キンピカにも程がある!
昆虫館の人に「なんでこんなキンピカなんですか!?」と訊いたら「それはこの人らにきいてみんとわからんなあwww」という答えだったので、自分も昆虫館でバイトしたいなーと思いました。幼虫の体の中にこんな色がある不思議はわからないのですが、目立つ形態をとる理由としては幼虫の食草に毒があって体内に蓄積してるかららしい。毒があるなら鳥も「あの金色はヤバかったワ…思い出すだけでも汗出るワー」って思ってくれますからねー
そういうわけでオオゴマダラは怖いもの知らず…なんでか知らないけどメレ子の頭に粘着してくる奴までいる!ホイホイついてきちまっていいのかい?俺はノンケでも構わず(ry
そんな感じで食草のホウライカガミは大人気。
大きくなりすぎて飛ぶのがヘタクソなこともあり、異常な活況を呈している…。
「あと五個くらい産んだら飲みにいかない?」「いいわねー」
「ヒッヒッフー」(大きいサイズで見ると卵が出てきてるのがわかります)
「だいぶスッキリしましたワー」
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という感じで、チョウチョの美しさを堪能したメレ子であったが…
!!
…チョウチョはお触り厳禁ってしつこく書いてあったのに…オオゴキブリは使い捨てソルジャーなのか?まあ使い捨てるほど触りたがる人もいないだろうけど…。
ソー(指がプルプルしてる)
も、持てた…!
持ってみたら人家にいるのより相当控えめな感じで好感が持てました。レッツトライ!
写真が多すぎてぜんぜん紹介できなかったので、よかったらflickrのフォトセットを見てみてください。右上のView as a Slideshowをクリックすると、写真が自動送りで見られるよ!でもいきなりオオゴキブリとかも出てくるから注意だよ!
伊丹市昆虫館・昆陽池 -a Photoset on flickr-