神戸花鳥園でインコやオオハシと手に手をとってたわむれる
神戸花鳥園特集第三弾にして最終回の主役は、鳥界のエビちゃんや押切もえであるところのトロピカル鳥たちです!まずはインココーナーへGO!
オカメインコ、種類に応じて値札がついてる…。ちょっとビックリしますね。即連れ帰りということはないみたいですが。でも花鳥園のオカメなら人馴れは期待できそう。
…なんか寝てる子が多い。こちらはカラフルなエサを購入して「フフ…やめろよ、みんなが見てるじゃないかフヒヒ」みたいな展開を期待しているのですが…温度差を感じます。一大決心で札束をつかんでキャバクラに行ったのに、札ビラを切った経験などなくおたおたしていたら、キャバ嬢に「なんか面白い話してよー」と言われる、人で言えばそんな感じですかね…(分かりにくさはむしろアップ)。
「…イラナイ」ちょっと!話が違うよ!しかし常時頬を染めているので「ちょ、ちょっとダイエット中なだけよ!何よ!メレ山が細い子が好きって言うから…か、勘違いしないでよねっ」と補完するとだいぶ好感触になりますね。
おみくじを引いてくれるはずの緑インコも爆睡。
そんな中この虹色のインコはやる気にあふれてて期待させられます。アンタら仲良しね〜。これ食べる?
「タベルー」一羽はエサカップに完全に頭をつっこみ、後ろではフランス映画ばりに睦みあうカップルが…ここだけ異常に生々しい一角となっています。インコって常に何かをカミカミしたい欲求とかあるのかしら?箱のふちも暴力的に欠けてるジャン!
インコを引き上げてやってきたのはオオハシ・サイチョウ・エボシドリのコーナー。ギャー!クチバシのでかいのがいるいる!
さっそく目に入ってきたのがオオサイチョウ。植木鉢のはしに止まってなにかしています。
十人は殺してそうなカーブ…血走った(?)眼…そして意味不明に角質化したデコ…正直ちびりそうです。
何かお探しの様子。
メレ子「先生、原稿のほうを受け取りにうかがいました…」
サイ原「…(一定のリズムで木をガンガンつつき中)」
メレ子「あの…ヒッ!!!」
サイ原「…」
しかしこの後、係のお姉さんがくれたエサをあげるとすごく繊細な口つきで食べていました。カモやインコの方がエサにがっつくあまり手までつついてきたりするのですが、オオサイチョウはやさしい。顔は怖いけど実はとても好奇心が強くて人懐こいらしいです。
カンムリバトは冠毛がとてもきれい。
しかし人間には目もくれず、三羽総出で植木鉢をほっくり返し中…鳥って飼ったことないからマジで考えてることがわかんない!義務教育に鳥リテラシーを組み込むべきじゃないの?(公教育に責任転嫁)
オオハシのエサ売場。オオサイチョウのエサはモソモソしたフレークでしたが、ここで売られてるのはブドウやリンゴ、メロンなどを5ミリ角にしたものです。
「お腹すいてだいぶ体重減ってしもうたワ…」とアピールするオオハシ。いや〜!目がボタンみたいで色彩がわけわかんなくてかわいすぎる。
エサをくちばしでそっとつまんでは真上に投げあげてキャッチ。
ずいぶん顔色の悪いのもいますがこれでいいようです。なんだってこんな色?
あっ、正面から見るとイヤな顔です。
人にはおとなしいのに鳥同士ではガシガシと小競り合いがある様子。ご飯は足りてるんだから縄張りとか主張するの無意味だから!イマジンして!国境とかないんだと…まあこの建物からは出られないケド、飼い鳥としてはけっこう勝ち組の職場かと思うし…(次第に弱くなる主張)。
そしてついに!うまく肩越しにエサカップを見せつけると、「しょーがねーなー」と肩や腕に乗ってきます。ナウシカ以来の動物ふれあいドリームがここに実現!皆さんここに十万人の宮崎駿がいますよー!
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こんな感じでエサにつぎこむお金の続く限り楽しみました。花鳥園、最高すぎる!あれだけ花と鳥がありながら、花がらや鳥のフンがほぼ目につかないなど手入れが行き届いているし、鳥の見せ方を考えて展示されているのにも感動しました。入場料とエサで普通の動物園よりはちょっとお金がかかってしまうかもしれませんが、確実に他ではできない体験ができるのでぜひ行ってみてくださいね。メレ山は同じ加茂グループの掛川花鳥園、松江フォーゲルパークなども一生かけて制覇する気満々です!
神戸花鳥園 – a Photoset on Flickr
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追記:記事中のカンムリバトは間違いで、冠毛の先が白く胸が紫なのはオウギバトだそうです。b:id:marhythmさんありがとうございます!これからは動物紹介にあたってもうちょっと名前を意識していくことにします。虹色のインコはコガネメキシコインコというみたいです。