ツバメ一家の夏

2007年8月6日

「いきなりウメボシをアップするとは、メレ腐はごはん普及協会にハッキングされたのか？」とお思いの方もおられるかもしれませんが、これはツバメの赤ちゃんです。動物のかわいさの98パーセントは羽毛によってまかなわれているんですね。しかし今日はだいぶフカフカしてきたツバメ兄弟の様子を伝えていくので、安心してmoet-moet（萌え萌えのソフィスティケイトされた言い方）になりましょう。
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「なんということでしょう。狭く暗かった四畳半が、匠の手によって明るく広々とした2LDKに…ムニャムニャ…ハッ！」
「なに寝惚けてんだよデコスケ」
「あ、兄ちゃん…ビフォーアフターでうちが生まれ変わる夢を見てた」

「昼間ッから寝てっとメシもらいぱぐれっぞ。それにどっちかというとうちは大家族スペシャルだろ」

「さっきの角度じゃわかんなかったけどうちは五羽兄弟七羽家族だもんね、兄ちゃん」
「下でさっきからうろちょろしてるニンゲンもビックリしてるな」

「父ちゃんが来たッ！」
「おれが」「いやおれが」「おれがおれがおれがー」わいわいわい

「おれがーッ！！！！１」
「兄ちゃん、いい加減あきらめなヨ」

「思春期だから食べても食べてもおなかが空くのーッ」
「たしかにーッ」

「ガガンボうめぇｗｗｗ」
「くっそー。次はおれんだからな」

「今度は母ちゃんが来たッ！！！」

「おれがおれが」
「お前はさっきもらっただろが！次はおれんだよー」
「ちょｗｗｗ兄ちゃん頭おさえないでｗｗｗ」

「やったー！ごはんだー！」

「…って…ちょ…大きすぎ！らめぇ！」

「兄ちゃんいいなー。トンボとかスゲーごちそうじゃん」
「…（くるしい…まさに嚥下できない…ってやかましいわ！）」

「兄ちゃん知ってる？この前母ちゃんが言ってたんだけど、俺らがもうちょっと大きくなって飛んだり自分で虫とれるようになったら、寒くなる前に海を渡らなきゃいけないんだって」
「…（喉の！奥で！トンボ暴れてるｗｗｗ超かゆいいいいい）」

「海ってチョーでかい水らしいよ。休憩とかできるんかなあ」
「…（あーちょっと飲み込めそうになってきた）」

「自信なくなってきたわー」
「おげー」

「あ、父ちゃん！」
「おえがおえがー」
「兄ちゃんはトンボ食ってろよ！」
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ツバメ一家の生活は大家族スペシャル以上にしんどそうで見ていてちょっと疲れてしまったのですが、ツバメに軒先を貸してあげている諸氏はあたたかく見守ってくだされば幸いです…。

「ほねがひしまふ」
「兄ちゃん…とにかく消化につとめろよ」